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東寺の森

2018-07-07

またもや前回のブログから時間が経ってしまいましたが、無事に完成しこの度掲載の許可をいただきましたのでプロジェクト・施工事例とともにブログ更新いたします。

先ず、本件制作中にはご依頼をいただいたにもかかわらず、多くのお客様にお待ちいただきお詫びいたしますと共にあらためて御礼申し上げます。

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「東寺の森」と題して2階部分に葡萄を描き、1階部分はどんぐりやキノコを配置しました。
葡萄は欧米を中心として宗教的な意味合いもありますが、古来よりその鈴なりに実る姿から縁起物としても知られています。
ステンドグラスのモチーフとしても多用されており、必然的にピース数も増えるので作り甲斐のあるものになりました。

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手流しの色ガラスを使いましたので、同じ色番のものでも1枚1枚表情が異なります。
どの部分をどの向きで切り出すかによって絵が変わってきますので、1ピース切っては周りのピースと見比べて組み上げていきます。

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組み上がると、自然光や人工照明を当てて、昼夜の見え方を確認します。
計16枚あり全てを同時に並べることが出来ないため、1枚出来上がるとその上下左右に並ぶパネル単位で色の繋がりや流れの向き、ガラスの切り間違えがないかなども確認します。

パネルを何度も持ち上げては下ろし、ひっくり返しては持ち上げてを繰り返しますので結構いい筋トレになります。。

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同時進行で制作していただいていた鉄フレームが建物に設置されたと聞き、「今作っているステンドグラスは、本当にちゃんと入る寸法なんだろうか?」と不安になり実寸の型紙を持って幾度も現場に合わせに行ったり…

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何気なく置かれていたコンテナの中身がとても気になったり…



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そんなこんなで全てのパネルが完成したら1枚ずつ写真に撮り、最初に描いた図面の中に並べて最終確認を行います。

「東寺の森」ということで、やはり何かそれらしいものも入れたほうが良いのだろうか?と一番下に蓮を描こうと思った時期もあったのですが、最終的には言われてみればそう見えなくもないクローバーにしました。
こっそり入れた四葉に、どなたが一番最初に気付いてくださるか楽しみです。

ちなみに、しつこいぐらいに何度も連呼している「東寺の森」ですが、そう呼んでいるのは我々クレアアンティークスの職人だけですけどね(笑)


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打ち合わせの帰りに拝観させていただいた夜桜ライトアップ(写真は今年4月に撮ったものです)
月夜を背景に映し出される満開の桜と五重塔は一見の価値ありです。

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最後になりますが、この度の屋根に瓦を葺かれた横山製瓦工場さま
「鬼瓦の一つにちゃんと名前入ってるから、あとで写真送るね」と、糧となるお写真を頂戴いたしました。
「足場使ってね」とお声掛けくださった施工会社の現場監督さんや、夜遅くまでお付き合いくださった設備屋さんなど
お世話になった多くの職人さんたちにも、あらためて御礼申し上げます。

 

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