TOP

#102『ボタン絞り』

2023-07-22

生地を剥がしたのはいつだったろう。。。
と言うぐらい、だいぶ前に本体の組み直しを行い、今までフレームの状態で店頭に展示していたソファです。

「販売する気あるの?」と言われてしまいそうですが、もちろんお売りしたい気満々です。
blog230722_01.jpg

ちなみに、買い付け当時の現地写真はこんな感じです。
ベージュの生地がタックス(キャンバス釘)で張られていました。
blog230722_02.JPG

この度、行き先が決まり、背もたれをボタン絞りで仕上げたいとのご依頼をいただきましたので、気合をいれて続きの作業を行いました。
(クレアアンティークスでは、メンテナンス作業の一つとして椅子の張り替えも自社で行っていますが、縫製とボタン絞りは信頼のおける専門の工房へ外注となります)

ということで、再塗装など木部の仕上げが完了したら、ボタンの位置決めです。
blog230722_03.JPGblog230722_04.JPGblog230722_05.JPGblog230722_06.JPGblog230722_07.JPG
生地の面積に応じて概ねのボタン位置は決まりますが、その中でバランスの良いと思えるものを採用します。

blog230722_08.JPG
最後に微調整を行い、実寸の型紙を作ります。

で、何色の線が正解でしたっけ?(笑)

blog230722_09.JPG
冗談はさておき、絞りの位置と個数が決まれば、外注先の工房へ搬入して適時作業に入っていただきます。

blog230722_10.JPG
落ち着いた雰囲気の素敵なソファが完成いたしました☆

カテゴリ

月別記事一覧