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#110『いざSouthampton港へ』

2024-05-18

サザンプトン、サウサンプトン、サウザンプトン、サウスハンプトン... 

たいへん長いお時間をいただきましたが、昨日イギリスで借りている倉庫からサザンプトン港へ向けてコンテナが出発いたしました。

これから現地輸出手続きを行い船積み、約2か月の海上輸送を経て日本へ入港、国内通関手続きが完了次第陸送で京都へ到着となります。
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そんな待ち遠しい船ですが、それに伴いこの1か月ほど忙しい日々を送っていました。

理由のひとつは、工房と倉庫のスペース作りです。
コンテナが到着しても、荷下ろし出来る場所がないとどうにもなりませんもんね。
まだ手を付けられておらず、店頭やHPに出せていない家具もありますので、出来るだけお店に並べられるよう現在も一同急ピッチで頑張っています。

そして、コンテナの扉が閉められる直前になるとディーラーさん達とのやり取りも忙しくなります。
時差もありますので、こちらの日中の仕事が終わった後、深夜まであーだこーだ言いながら寝不足になります。
もとい、楽しんでいます。

いつになるか判らない案件の時はそれほどでもないのに、出発日が決まるといつもながら皆さん本気を出してくださいます(笑)

実は、もう少し早く出る予定だったのですが、向こうでちょっとしたハプニングもあり再度スケジューリングしていただいた結果、昨日の出発となりました。
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ということで一部ではございますが、出発が少し延びたおかげで買えたと言っても過言ではないアンティーク小物たちを、3日前に撮られた写真を含めご紹介しようと思います。
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銀器は、ティーセットやトレイ、カトラリーや燭台など多岐にわたります。
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陶磁器は、カップ&ソーサ―の他に下の写真のようなプレートセットも買い付けました。
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籠に入るウィステリアカラーと金彩が美しい食器は、たいへん綺麗な状態で残っていた19世紀ビクトリア時代のモノになります。
全部で約70ピースあるDinner service(正餐用食器)ですが、セットではなく単品での販売予定です。

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こちらは、19世紀フランスSEVRES(セーブル)のウォールブラケットです。
焼成年度が1868年ですので、イギリスではミッドビクトリアン、日本では江戸時代最後の年=明治元年になりますね。

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手磨きのグラスやガラスシェイド、19世紀のオイルランプや20世紀のランプスタンドなども多数買い付けました。
到着の日程など、詳細が確定しましたらあらためてご報告いたします。

これらを含め家具やステンドグラスなど、自信を持ってご紹介できるアンティークスが入荷いたしますので、どうぞご期待ください☆

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